▲北条コミュニティセンター様 みそづくり教室の様子
味噌の仕込みに適するこの時期、みそづくり教室を開催いたしました。
2月11日 柏崎市北条コミュニティセンター様
2月25日 柏崎市北鯖石コミュニティセンター様
3月3日 新潟県立こども自然王国様
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2月3月は、寒仕込み、春仕込みといって、まだ気温も低く雑菌の繁殖が少ないことや、
これから春の気温が上がる時期に発酵が進むこともあり、味噌の仕込みに適しているといわれています。
越後みそ西の杜氏、西巻製造部長より「プロから学ぶみそづくり教室」として、
講座ではみそづくりのコツをお伝えしながら進めさせていただきました。
大豆を煮る作業は、教室の始まる前に行い、大豆をつぶすところからのスタートです。
つぶすのも一苦労ですが、その手間がお味噌をつくるうえで愛着にもつながるようです。
柔らかくなった大豆をまだ熱いうちに丁寧につぶしていきます。
一通りつぶれたら、塩切麹をつくり混ぜ合わせていきます。
▲北鯖石コミュニティセンター様 塩と麹をあわせ塩切麹をつくる様子
大豆を煮た種みずや種みそと一緒に塩切麹と大豆を混ぜ合わせます。
しっかり混ぜ合わさったら、ご家庭より持参いただいた保管容器に移し替えます。
この時期に仕込んだものは、天地返しを7月頃に行いさらに10月頃まで寝かせれば食べ始めることができます。
昔はみそは家で仕込んだものだといいますが、やはりいざ仕込もうと思うと、手間と時間がかかります。
そんな作業もこうしてみなさんで雑談しながらするとより楽しいものになりますね。
また、ご自分で手を掛け仕込んだ味噌は、一層おいしく感じることと思います。
ご自宅に持ち帰ったみそは、そのご自宅の環境などにも影響を受けながら、
それぞれのおうちならではの味わいに育ってきます。
ぜひ皆さんのお味噌がおいしく育ちますように!
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。